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- お仏壇選びについて
はじめに
お仏壇の種類には大きく分けて、黒檀・紫檀・欅などの銘木を使用した「唐木仏壇」、黒塗りに金箔を使用した「金仏壇」、現代風なデザインの「モダン仏壇」があります。同じように見えても、材料の品質や使用量、加工工程の手間などで大きく価格や価値は変わってきます。ネット販売店を含む専門店の多くは、見るだけで品質の違いが分かる商品や説明できる知識があるのでぜひ確認してください。
金仏壇は、漆や純金箔ならではの厚味・色や光沢、彫刻のきめ細かさ、を見比べてください。唐木仏壇は、耐用年数に大きく係わる材料の種類や厚味を確認してください。
高額なお仏壇を購入することがご先祖様への最高の供養になる事ではありません。一つは先祖様への感謝を形であらわすことが大事です。自分たちの身の丈に合う自宅や車のように、お仏壇にもその心配りをお願いします。
技術や材料は日々減少しています。伝統的技術の継承者は皆無に等しく、現状の労基法では習得希望者の道も閉ざされています。材料は自然の恩恵から与えられるものが多く、高級唐木には過去何百年という年月を経たものもあり、入手には同じ年月を必要とします。
歴史ある材料を培われた技術で加工することで、何十年先にも修理し使用し続けることが可能になるのです。
ご先祖様が見守るなか過去と未来を繋ぐ点である自分がいずれ過去の線に溶け込み子孫を見守る役を担う。家を改修しようと移動しようと仏壇と共に家系は存続していく。材料と技術がしっかりとしたお仏壇は家系と共に生き続けます。
金仏壇展示場には約90本の金仏壇が展示されています。内15本は台巾が75㎝以上、その内の5本は伝統的工芸品です。金仏壇の価格は主に仕上塗装(本漆、カシュー漆)、金箔(金の純度、製造方法、厚み)、装飾(錺金具、蒔絵)で決まってきます。価格が高いものは、仕上げに手間をかけている分見た目も美しく耐久性も高いものです。
金仏壇の最高級品は伝統的工芸品と言われています。伝統ある材料と伝統ある技法で作られています。多くの伝統工芸品は材料も技法も衰退しています。伝統工芸品連鎖が崩壊しつつあります。例えば、金箔を作るには特殊な和紙が必要です。その和紙を作る職人がいなくなれば金箔は作れません。
金箔を粘着強く押せる職人も高齢化が進んでいます。漆塗の職人全体が減ることはその頂点の技術も下がってきます。そのような条件で伝統工芸を駆使したお仏壇は高級化し、希少化しています。すべての工程を伝統工芸にて仕上げることは価格的に厳しいと思いますが、ますます入手が難しくなる工法を一ヶ所でも用いてみませんか。
唐木仏壇展示場には約80本のモダン仏壇と約90本の唐木仏壇が展示されています。内15本は台巾が75㎝以上の大型仏壇です。東京唐木仏壇や大阪唐木仏壇が伝統的工芸品に指定されていますが、弊社は徳島唐木仏壇を中心に唐木の中でも希少価値が高い本黒檀、本紫檀、を厚板貼り加工で三方四方に贅沢に貼った高級仏壇を数多く展示しています。
また黒檀、紫檀、そして三大唐木と言われる鉄刀木(タガヤ)、欅の丸みがある木目の玉杢、数百年土に埋もれていた神代欅、世界遺産に指定された屋久杉、正倉院宝物にも使用された黒柿、その他にシャム柿、栃、桜、槐などのお仏壇もあります。唐木仏壇の品質や価格は材料の質と量に大きくかかわります。重量感あふれる逸品仏壇から表面が美しいお値打仏壇まで現物を見てその違いを実感してください。
